今回はその記念すべき第1回です。
さて、第1回芥川定期採集ということですが、国道171号線高架下から阪急高架下まで、総勢10人で計数調査を行ってきました。
当日の天気は晴れ、水温は20.2℃でした。
今回は8人がたも網で採集し、1人が採集した生物をストックし、もう一人は写真を撮りました。時間はぴったり50分間かかりました。今後も50分間の調査にしたいと思います。
さっそく採集できた生物の紹介です。
ドンコ×3、シマドジョウ×1、カマツカ×1、ヨシノボリ×1、カワムツ×5、スジエビ×61、ミナミヌマエビ多数、コイ×5、ナマズ(大きすぎて網に入りませんでした)、ハグロトンボのヤゴ、コオニヤンマのヤゴ、アメンボなどです。
採集に励む部員たち |
隅々まで探します |
捕った大きなコイを抱える部員 |
学校に戻って採集した生物を選り分ける部員たち |
魚(コイ、ナマズを除く)は幼魚ばかりで成魚はほとんどみられませんでした。またスジエビ、ミナミヌマエビともに抱卵している個体が多く見受けられました。水温が高くなってきたので産卵したのでしょうか。さらにミナミヌマエビにカラーバリエーションがあるということに気がつきました。青っぽい色の個体、赤っぽい色の個体、緑っぽい色の個体、黒っぽい色の個体。これらは擬態色がほとんどだと思いますが中には綺麗なブルーのものもいます。これは今後、研究していきたいと思います。
ちなみに採集した生物は生物部が管理するビオトープへ放流しました。また、青っぽい色のミナミヌマエビは水槽で増やしてみようと考えたので実験室の水槽にいれました。
以上、第一回芥川定期調査でした。
[おまけ]
- 採集の際、鹿のものと思われる骨も発見しました。
- 実験室で飼育していたガシラが亡くなったので、食堂の方に頼んでから揚げにしていただきました。調理師の方、ありがとうございます!!おいしかったです。
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